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抗体価検査2

5日ほどたったころでしょうか、病院から電話がありました。
「検査の結果が出ました。400倍に減っていました。検査結果シートが出ていますので、次においでになったときに説明しますね」


検査は800倍の手前は400倍、その前が200倍、さらに100倍とあって、100倍で陰性とされています。
そして400倍までは過去にコロナウィルスと接触したのは明らかではあるけれども現在、ウィルスが体内にとどまっているかどうかははっきり分からないということか、あるいは、過去、感染していなくても現在、コロナウィルスに感染している可能性があることを示す数字かもしれないとも言われています。


つまり、結局、現状では、りりはコロナウィルス(マイナス)とは言えないということが分かりました


この検査をすることにしたのは、もし、りりの広告からコロナウィルス(+)というのがとれたら、というのが動機でした。


たしかにその点でいえば、見事に玉砕したともいえるのですが、800倍だった彼女の体内のコロナウィルスが、400倍の抗体価を示すまで減っているということ、それがひとえに彼女自身の体力、免疫力によるものだということは、私にとっては、ひそかな喜びでもありました。でかした、りり。よく頑張ったねと褒めてやりたいくらいでした。


「今はFIPの可能性はないと思います」
先生は言いながら「でも」と続けました。
「抗体価はあまりあてにはなりません。100倍であってもFIPにかかる子が皆無ではないのです。引き続き、注意して上げてください」


はい、と答えながら、手を腰にあてて威張りながら先生に笑いかけました。
「そうなるともう開き直るしかないですね。コロナプラスですが、なにか?って」
先生も笑いました。わらって、それから、まじめな顔になっておっしゃいました。


「コロナウィルスは大半の子が持っていますからね。それより、他に猫を飼っている人がりりちゃんをもらって、あとで、そっちの子がFIPになったときにりりちゃんのせい、と言われたらかわいそうですね。その子自身がすでにコロナウィルスを持っていても、飼い主が知らないことも多いですから」



うう。
それは私も危惧したことでした。それをブロックするために先住猫がいる人からの里親応募のお話がきたら、まず、コロナウィルスチェックを受けることを大前提にし、マイナスとでたら断ろうかと思ったほどです。りりがなつき、ここをお家だと思い、家族だと思った人から、「りりのせいで」と言われるのは、あまりにかわいそうでした。


しかし、それはそれとして、コロナウィルスと無縁と言えない以上、彼女のコロナウィルスと共存してくれる里親さんを探すほうが賢明でした。
水や餌、トイレ。環境の清潔さを保ってくださること。
ストレスをかけないこと。
もし、りりの食欲がおちたり、熱を出したり、下痢したりしたら、注意深く観察して早めにお医者さんに連れて行ってくださること。

よし。
そうしよう。
必ず、いるはず。
帰宅してりりの柔らかいつややかな背中をなでてやりながら、いいました。

「ここにこんなにかわいい子がいるのにねえ」

「んにゃ」

「みんな、目が節穴だよねえ。どうして気がつかないのかねえ」

「んにゃ」

「コロナだっていいじゃないねえ」

「んにゃ」

タイミング良くお返事するりりに、なんとなく慰められているような気がして、一度800倍を記録した子が100倍になって、マイナスを名乗ることになったら、かえって良くなかったかもしれないと、なんだか素直にそう思うことができたのです。


いいもんね、おばちゃん
おばちゃん、がんばれっ!!!!


いや、あの、りりちゃん・・・・。これ、りりちゃんのことなんだからね。
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りりの抗体価検査

先日、りりの爪切りに行っていきました
で、ついでに抗体価検査と以前から気になっていた遺伝子検査について質問。



コロナウィルスが体内に入るとそれに対して必ず抗体ができますが、その抗体がどれくらい体内にあるかを見る検査が抗体価検査です。この検査では、コロナウィルスなのか、コロナウィルスが猫の体内で突然変異を起こしたFIPウィルスなのかわかりません。採取した血液をある倍率で希釈して、どんどん薄くし、どの段階で反応しなくなるかによって、値がきまります。一般に多く抗体があるとなればFIPに変化している可能性も高い、というあくまでも判断の補助材料としての検査です。

一方の遺伝子検査は、ダイレクトにウィルスを調べますが、こちらもコロナとFIPの違いは判りません。FIPかどうかについては、すでに発症していると思われる症状のある子の体液を採取してその遺伝子を調べ、初めてわかるのです。しかも、この検査をしてもウィルスがあれば有り、なければ無としか出ず、数も状況も不明です。


むむ。むむむ。
遺伝子検査しても、多分、りりは有りで出るだけかもしれない。どれくらいあるかどうかってことは結局抗体価をみないといけないってことだろうか。


先生の説明は続きます。
「しかし、遺伝子検査で無とでても、どこから採取したかによって違いがあったりもします。血液からは出ないけど、おなかからはウィルスがあったとか。また、遺伝子検査で無とでても抗体価は相変わらず高いということもあります。ウィルスが死滅しても、血液の中には抗体が残り続け、新しい血液ができて入れ替わるまでそのままってこともありますから」



てことは、よ。
結局、不確かなものに振り回されているんじゃん


ええ。なのでこの検査を血液検査項目にいれない病院は多いんですよ。これで、抗体価をだしてもコロナではない他のウィルスに反応している可能性もあるし、そもそもこの検査はFIPの症状の出てる子の病気の診断の補助材料として使われることが多くて、単体でFIPに変異しているかどうかを診断するには微妙なことが多いのです。
コロナウィルスは猫の半数はかかっているといわれているありふれたウィルスですし、多頭飼いの家にいたっては、まずほとんどが感染していますしね。それを調べてもまあ、無駄とは言いませんが・・・・。

たしかに。
わたしだって、たまたま最初にりりを連れて行った指定の病院が調べなかったら、しらなかったままだし。


悩んだ挙句、それでも、調べてみることにしました。りりの受け入れ口を広げてやらないといけないと思って。悪くはなっていない確信がありました。それほど、りりの状態は落ち着いていました。


りりの抗体価は800。


続きはまた次回。


告知義務・・・・?

りりは、ついに私の手から食べるようになりました。

食べ終わった後は、眠い気分だとパソコン脇のおうち(根負けしてケージを撤去し、その代わりに彼女が寒くないよう小さなダンボールハウスを作ってやりました)に戻り、そうでないとしきりに体をすりすりして甘えてきます。膝には多分、のったことがないのでしょう、額を私の足にくっつけて、前足でカーペットを踏み踏み・・・。ちょっとわかりにくいけど、証拠写真。



2010111518400000_convert_20101115192153.jpg
(なんだか、あたし、幸せなの・・・・)



不器用な甘え方だね、りり。


でも、長い期間、のらだった彼女が甘え方を知らないのは無理もないこと。だからと言ってこちらから抱き上げたりせずに、彼女のプログレスに従って応えてやりたいと思います。


さて、昨日の最後にふった話題ですが。
彼女の血液検査の結果が出ました。これは不妊手術のついでにお願いしてあった検査で、唯一、やってくださった検査です。それによると、内臓関係はオールOK、白血病とエイズも陰性でした
ただ・・・・。



コロナウィルスは陽性。




さあ、それが曲者。



このコロナウィルスというのは、病原性が低い腸内ウィルスで、多頭飼されているおうちやキャッテリーの8割から9割の猫が陽性であるくらいポピュラーなウィルスです。保有していると、いくつかあるコロナウィルス株の種類や数にもよるのでしょうが消化器系に多少弱さが出るようで、りりのうんちも、寅のものと比べると犬のうんちチックな、多少ソフト感(?)のあるうんちです。その程度の、あたりさわりのないウィルスですが、ある日、突然、猫の腸内で変異してFIPウィルスになり、発症すれば猫伝染性腹膜炎(FIP)になるのです。そしてFIPは致死率の非常に高い病気です。


しかし、コロナウィルスからFIPウィルスへの突然変異率はせいぜい1割程度。さらにはその1割にあたっても発症するかどうかは別次元の問題で、最期までキャリアのまま一生を全うする猫が85%もいます。
また、FIPウィルスは“伝染”しません。名前に“伝染性”とついていますが、それは感染経路がわからない時代に付けられた名前だからなのです。唾液や糞便から感染するのは、あくまでもコロナウィルスです。


さらには、抗体検査は、このコロナウィルスとFIPウィルスを区別して出すものではありません。しかも、この抗体検査の結果は、同時期に取った血液を二つに分けて別々の検査機関にだしても同一の検査結果がでない、精度の低いあるいは測定しにくいものなのです。



それでもねえ。


気にする人は気にするようで・・・・。

人によっては(コロナウィルスだって“感染”には違いないんだから)、感染猫を世話したらアルコールでよく消毒して、感染してない猫と空間を分けなさいという人もおり、りりの検査をした病院も「里親探しをするなら、きちんとあらかじめ告知して募集しないと」と断言しました。



う~ん。


微妙・・・・・。


もちろん、実際に里親希望の方がきたら、コロナウィルスのことについてお知らせして、りりのおなかが弱い傾向があることや、ストレスに気をつけなくちゃならないことはいうけど、募集の段階ではどの方も白血病とエイズのことにしか触れてない。ペットショップで売っている仔猫だってキャリアが8割いるというのに言わない。それなのに、りりの広告の段階で「FIPの可能性あり」なんて出したくない・・・・・。



そして、それとは真逆の心情なのですが。


実は、寅は健康優良児なのでコロナウィルスからもフリーです。

となると、もし、もしですよ、自宅にりりを連れていくことになったら、私はりりと寅を一緒にしていいのかなとも思うのです。コロナがうつったからと言って、必ず、おなかが弱くなるわけじゃあない。数や種類による。そのことはよくわかっても、まったくフリーの子にわざわざ感染させる必要ってないかも、とも思う。
もし、もう一匹、飼おうかなあと私が考えているとして、そしたら、どうするだろうと思っちゃうのです。


なんかさあ。


ちょっと矛盾しているんだよね。


この問題、もう少したって、りりを獣医に運んでも殻に閉じこもってしまわないくらいに懐いてくれたら、いつもの先生のところで、予防接種と同時に再検査するつもりです。


それまでの間、矛盾は矛盾のまま、そっとしておこうかと・・・・。


プロフィール

ぷり

Author:ぷり
とら(キジトラ猫)を生後10日ほどで保護し、その1年後にさまようおとな猫のりり(きじとら猫)を保護。
 
ペットに関して、決してつれあいのYさんと意見が一致しているわけではないけれど、保護したこの猫たちと、仕事場で母と暮らすロンチーのななは、大切な家族です。

きょうも3匹の幸せな生活を目指して頑張りま~す。

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