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お帰り、りり

昨日、Fさんがりりを連れて来てくれました。

あきらめます、といった後あたりから、ぐっと距離が近づいてFさんの御主人も普通になでられるようになっていたとのこと。
くぅぅぅ お、惜しい・・・・。


残念だなと思いながら、「でもぷりさんの求める環境は作れませんでしたから」と言われてみると、そうだったと受け入れざるを得ない結果を受け入れる・・・・。


Fさんは。
りりの今後の里親さんについて気をつけた方がよいかもしれない点をいくつか、お話してくださいました。
オープンキッチンについて、火をかけていても普通に通り過ぎていくので、通れないようにあらかじめブロックするか、できないのであれば、そういうお宅は避けた方がいいかもしれない(Fさんのお宅はそれに当たるのですが)こと。
網戸を前足で開けようとするので、素材をステンレス製に替えなければおそらくは破られること。
網戸ストッパーがすでに一個壊れたこと(え~~~~


りりの男性恐怖症については、まあ、6カ月位のスパンで気長に相手ができる人なら、と笑っていらっしゃいました。
Fさんの御主人は体格の立派な方ですし、Fさんご自身も女性の中では大柄な方ですが、りりがなつきやすいタイプの人がいるのではないか、という視点で、Fさん宅に、一度、小柄な女性のお友達が遊びに来た時に、逃げるわけでなく威嚇もせずにいたので、小柄なおばさん(アタシじゃん!)みたいな人だと、すぐなつくのではないかと思われること。


そして、ご自身については、「野良でも子猫のうちから人間になれている子をもらうというのとは違う、野良の成猫をもらうということの認識が足りませんでした」とおっしゃいました。
りりの心の奥底に息づく小さな野生の魂は、多分、成猫で家猫になる子の誰もが持っているものなのかもしれません。ひとたび、外に出れば入るスイッチ。疑念もなく、外で生きていくことを受け入れる魂。そんな子を家猫として、パートナーとして受け入れて生活するには、根気と心遣いと出費が伴います。


まずいこと聞いちゃったなあ、また里親探しが難しくなるじゃない、と思いながらも、おっしゃる一つ一つが頷けました。


私は、といえば、反省点は山のようにあるのですが。
一番は、やっぱり、元親として、もう少し控えめに、なにも言ってくれないと思われる位にしておいた方が良かったかな。とはいえ、脱走対策だけは口酸っぱく言わないとまずいし、それらは最初から言うべきこと。Fさんも、それにはうんうんと頷いていらっしゃいました。


一時間ほどの滞在でFさんご夫妻は帰っていかれました。今回の事では、Fさんも私も多くを学びました。りりにはかわいそうなことをしましたが、あらためて、りりに合う里親とはどんな方か、を考えさせられました。
 これらの条件を全部クリアしていなくても、きっとどこかにいるはずですが。心のどこかにりりのために、様々な工夫をいとわずやってみようとする余韻と達成しうる環境がないとだめなのですね。



さて、そのりり。
Fさんに連れられてきた当日は、例によって、パソコン裏に鼻を突っ込んでいましたが、しばらくしてコピー機の裏に移動。その日はそのまま出てきませんでした。

次の日(ていうか今日ですね)。来てみたら、ちゃんとトイレを使って、ご飯もきちんと食べて。コピー機の裏にぴったり入り込んでなごんでる。声をかけて、お昼御飯を準備して、近くに置いてみました。しばらくして、かりかりという音がするので、振り返ってみたら、りりと目が合いました。
「お帰り、りり」
「にゃーん」
かわいいお返事とともに、すこし、思い出しもし、リラックスもしたのか、ブラシをかけて、背中をなでなで。かといって、以前ほどにはすり寄ってこない。もう少し、時間がいるかしら。なんだか所在なげににゃあにゃあ言っていますが、本猫なりに、戻ってきたことには自覚があるようです。


コピー機の近くにはトイレがあるのですが、どうやらトイレとコピー機の間がお気に召したようです。夏バージョンの定位置はそこかい?りり。通風口が近くにあるし、いいポイントかもしれないね。すこうし暗くて落ち着くのかな?

体重は。
脱走して激減した体重が、戻らないようで。なでると肩甲骨が一層、浮き出ていて、おなかは、たぷんとしているのですが、肋骨が浮き出ています。顔もすこし鋭角的になったようで、美人度は増しましたが、りりらしいほんわりした感じがありません。

さて、どうするかなあ。
むりに太らせるのはよくないし(ていうか、多分、これくらいが標準?)、かといって、肋骨がうきでているのって、不憫。
まあ、ゆっくりと。
りりが安定するまで募集は見合わせましょう。体重も、そのうち落ち着くところに落ち着くでしょう。


welcome home
今日のりり。
写真がボケボケですみませぬ。暗いのでなかなかきれいに撮れない。
もうすこし、表に出てくれたら、はっきり撮れるんだけど、もうちょっとしないと駄目かなあ。
でも足が長くなったように見えるでしょ。
顔が小さくなったでしょ。
下の、出発前の写真と比べると、ほら、ね?

riri+114_convert_20110521110257_convert_20110530132130.jpg

「おばちゃん、いぢわる。ほっといてほしいのよ」

ハイ。失礼しました。
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プロフィール

ぷり

Author:ぷり
とら(キジトラ猫)を生後10日ほどで保護し、その1年後にさまようおとな猫のりり(きじとら猫)を保護。
 
ペットに関して、決してつれあいのYさんと意見が一致しているわけではないけれど、保護したこの猫たちと、仕事場で母と暮らすロンチーのななは、大切な家族です。

きょうも3匹の幸せな生活を目指して頑張りま~す。

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