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寅次郎のこと

昨年のゴールデンウィークの前だったでしょうか、夜遅い時間に帰宅中、広い駐車場で笛の音を聞きました。
最初、近所の子供が吹いているのだと思って通りすぎた所で、あれ??? 待てよ???

不安になって引き返して笛の正体を発見。
ふたの開いたダンボール箱にタオルハンカチ一枚と仔猫。

それが寅次郎でした。
体重は140グラム。まだ生後10日ばかりで、目は開いていましたが、まだまだ見えてなくて、姿は耳としっぽの生えた大きな毛虫のようでした。

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(来てまもなくの寅)



連れ合いのYさんは、しかし、ペットを飼うのはもともと苦手な方です。動物そのものは好きで、よそのペットや野良猫には優しくするのですが、ペットをかうこととそれに伴う責任や行動の制約が嫌なようで、結婚前から私のペット好きにたいしても「ペットよりももっと人間を愛しなさいよ」と言い続けていました。「君と決定的に相容れない要因があるとしたら、それはペットについての意見の相違だね」とも言われました。


なので、寅次郎にも当初、里親を見つける予定だったのです。


とはいえ、4時間起きにミルクをやらなくてはならない仔猫を貰ってくれる人はいません。結局、一ヶ月ほど世話する内に、彼も仕方がないと思ったらしく「控えめな居候になるなら」という条件で我が家に迎え入れることを許してくれました。



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(Yさんの腕のあいだに収まる寅 生後3ヶ月頃です)



控えめな居候?


いえいえ。寅は、とても活発ないたずらっ子に育ちました。



でも、どうでしょう。私が、ななのように叱られれば耳がしおれてしゅんとなる子を見慣れているからこそ、そう思うのかもしれません。寅は、いたずらしているところを見つかると、反省するどころか大あわてで逃げていきます。

それくらいなら、笑って許せるのですが、叱られると
「なんだいっ、なんだいっ! おばちゃんなんか、大っきらいだあああ
と逆ギレするのにはどう接したらいいのかわからず、最初の1年ほどは私の腕とくるぶしは彼の噛み跡と爪でキックされた跡で一杯でした。


結局、Yさんは、とうてい控えめとはいえない性格の寅との共同生活に突入せざるを得ませんでした。


sleeping tora
(最近の寅)



今、彼は理由なく私の腕を噛んだりしません。
いえ、これも、私が猫への接し方や顔の表情では分からない猫の感情の読みとり方を経験からすこし学んだせいでしょうか。彼が怒るとき、なんらかの理由が、彼なりの理由があるらしいと分かるようになったことは大きな進歩でした。


しかし、Yさんとの間には奇妙な一線ができました。明らかに彼の、私に対する態度とYさんに対する態度は違っています。Yさんにとって猫は興味の対象外なのと同様、寅にとってもYさんは興味の対象外なのだと思います。
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プロフィール

ぷり

Author:ぷり
とら(キジトラ猫)を生後10日ほどで保護し、その1年後にさまようおとな猫のりり(きじとら猫)を保護。
 
ペットに関して、決してつれあいのYさんと意見が一致しているわけではないけれど、保護したこの猫たちと、仕事場で母と暮らすロンチーのななは、大切な家族です。

きょうも3匹の幸せな生活を目指して頑張りま~す。

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