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もう笑うしかない展開

ああ。
なんと言っていいやら・・・・・。



Tさんから電話があって、おそらくはご家族で話し合いがもたれたと思うのですが今回のお話をキャンセルしたいとのこと。りりがパニックに陥って駆け回ったのが、もしTさん宅でなされたならなすすべがないとの理由です。


そもそも、Tさんにおいでいただいたのが間違いでした。Tさんのケージに移し替えようとしたのも間違いでした。それをりりのテリトリーでやろうとしたのも間違いでした。りりを二度目にネットで捕まえた時、ネットごとキャリーに入れずにりりだけをキャリーに移そうと手を緩めたのも間違いでした。
なにより、りりはとても怖がりなのに、私はそれをよく知っているのに、彼の提案にそって動いたのがもっとも大きな間違いでした。



Tさんは、30年以上猫を飼い続けている方です。猫についての知識や経験は、去年、初めて猫を飼うことになった私に比べれば、倍以上ありました。

色々なお話を伺いました。ベランダから出て行って、物置に飛び降り、玄関から戻ってくる前の子の話。30年前、ご実家で飼っていてあまりに暴れん坊なので外に解放したら、しばらくして戻ってきてそれからはとてもいい子になった子の話。


おんなじように育てられたら困るなあと思いつつ聞いていたら、りりについては、完全家猫で育てると言ってくれました。なにより、Tさんが前の子が死んだ時、泣いたというお話を聞いていたので、そこまで愛してもらえるなら、りりにとっても恵まれた生活じゃないかと思いました。


・・・・・・・。


お断りの電話をいただいた時、そのりりについて「あの子は一度のらに戻して、うちに戻ってきたら上にあげてやる形でないとなじまないと思う」と言われて、もう駄目だと思いました。


ご実家で飼っていた猫でそのような経験があっても、りりは全く知らない土地に行きます。
避妊手術してオス猫からも相手にされず、臆病で、仲間からも目をつけられないよう雨だけは防げるけれど隙間風の吹く居心地の悪いところを寝床に選び、よいえさ場からは遠くて、それでも、誰かがやる蓋をあけたままの猫缶に、たまさかにありついて満足していたりり。私から餌をもらうようになって、毎日、心待ちにしていたりり。


「戻ってくる可能性はありますよ、現に戻ってきた子がいますから」
といわれても、うなづけませんでした。


そもそも、私は、そういうりりを見るのが苦痛だからこそ保護したのです。りりを家の中で、寒さや病気や餓えと無縁な生活に置き、誰かに甘えたりなでてもらったりする環境におきたかったからこそ、保護したのです。


Tさんに見解の相違をいっても平行線でしょう。彼の考え方を否定するつもりもありません。彼が猫を愛しているのは本当です。Tさんの飼い方も否定しません。そういうのもありだろうと思います。Tさんはキャンセルすることについて「申し訳ない」と何度も言ってくれました。




残念ですが、Tさんのお宅はりりのおうちではありませんでした。





りりは、まる2日、コピー機の裏で過ごし、今日になって表に出てきてくつろぐようになりました。けれど、ふとした時に不安になるらしく、ここにきた当初と同じ鳴き方で鳴くのです。りりの精神的回復はもう少しかかりそうです。Tさんは、持ってきたキャリーをりりにくれましたが、りりは近づこうともしません。


今日、そのキャリーはどけて彼女のダンボールのおうちをもう一度置きました。これにも一度閉じ込めましたから入ってくれるかどうか定かではありませんが、ここしばらくの寒波を思うと、ほんのちょっとでも入ってあたたくしてほしいのです。


hana+022_convert_20110111181353.jpg
(おばちゃん、あたしのこと、捕まえる?)


捕まえないよ。あったかくしてすごしてほしいのよ、りり。お願いよ。
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非公開コメント

No title

う~ん…
難しいですね。ぷりさんの考え方、Tさんの考え方。どちらが正解というのはないから、目の前の子の幸せを考えてゆくしか、ない。でも本当にそれがその子にとっての幸せかどうかも、私たちは言葉を交わせないから、本当のところなんて実際は、なにもわからないんですよねー…。

だから…たぶんこれで良かったのでしょう。

私、正直言ってTさんがキャンセルを覆してくるかと思ってました。覆してくれればいいな、と思ってました。一度縁を結びかけた子、やはり「断って、その後どうしているだろう」と、気にならないと言えば嘘になると思うから。

でも、もしかしたらTさんは、りりちゃんが馴染むのにもし時間が予想外にかかってしまったら、仰った通りに、りりちゃんを一度外に出してしまうかもしれない。他の子のように、いずれは外出フリーになっちゃうかもしれない。それはぷりさんのりりちゃんに対する「思い」への「裏切り」となってしまうんですものね。

私も、のら一家を外猫のまま養っていますから、外飼い問題については何も偉そうに言える立場にないんですが。

りりちゃんに対する、「家の中で、穏やかに…」というぷり様の優しいお気持ちを、理解してそのまま体現してくださる方が、きっと現れます!


それまで、また信頼回復につとめて下さい(泣)。

大丈夫。きっとすぐに許してくれますから…。
お猫さまは、ああ見えて実はとっても
…心が広いのですニャ。

あらま…

そんな展開になっていたのですね。
それだけ意見が違うとちょっと難しいですものね。

りりちゃんが早くいつもと同じように
くつろげるようになるといいですね。

No title

香遊さん

たとえば、りりがそれまで野良としてうろうろしていたエリアで、Tさん宅が、寒くなったら帰ってきておなかがすいたら戻ってくるおうちになる、というのだったらよかったかなと思うのです。往来の危険はあるけれど猫にとってはまさにいいとこどりです。

でもねえ、まったく知らない土地に行って、どれくらい馴れてから外に放つのか分からないけれど、戻ってくる可能性にかけるのは、私にはとてもできない。人間とそれほど強い信頼関係を結ぶには、数か月やそこらじゃ足りないと思うのよ。

Tさんはいい人だけれど、りりについてはばっさり切り捨てたんだと思います。つきつめれば、多分、相性なんだろうな~と。う~ん。残念!

No title

harryさん

こればっかりは仕方ないですね・・・・。すごく残念だけど。

りりは一進1退です。今日は、またパソコン裏で過ごすつもりみたい。ダンボールのおうちには夜入ったようだけれど、私に蓋をされた思い出がふつふつとわき上がってきて、今は、ハンスト中。口をきいてくれないし・・・・・。
うえええええん。
プロフィール

ぷり

Author:ぷり
とら(キジトラ猫)を生後10日ほどで保護し、その1年後にさまようおとな猫のりり(きじとら猫)を保護。
 
ペットに関して、決してつれあいのYさんと意見が一致しているわけではないけれど、保護したこの猫たちと、仕事場で母と暮らすロンチーのななは、大切な家族です。

きょうも3匹の幸せな生活を目指して頑張りま~す。

見てね!!
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